セミ騒動2

今日は虫取り網を持ってハル様をお迎えにあがりました。

セミは桜の木が好きなんだとこの年にして知りました。(ハルのために借りてきたセミの本より)保育園帰り、野川沿いの桜の木には本当にアブラゼミがたくさんいるのです。

今日は網があるので少し高めにいるセミを狙い撃ち。ハルはおぼつかない網さばきで何度か取り逃がすも、しばらくしたら慣れてきてちょっと手を貸したらすぐ捕れました。

また逃がすかもしれないと思い、ついでにもう一匹捕まえて両手にセミを持たせたら、ハルはメッチャご機嫌でテンション高かった〜〜〜。
絵にかいたような機嫌のよさ、今日のハルのことを言うと思う。

「ママぁ〜、家に帰ったら、ママがセミの本を(2階の寝室から)持ってきてね、ハルは2つも持ってるから。そして、ご本を見てみようね。」

「ママぁ〜、セミの口ってすっごいよ、スゴイ!」

セミは、セミはあと5しか(5日しか)生きれないんだ、すぐ、すぐ死んじゃうんだ」

「ママぁ〜、この2つは結婚できるんじゃない? 卵産むんじゃない?」

「こっちがオス、こっちがメス、くっつけてみよう…」←2匹をくっつけている

ママ
「…でも両方ともオスかもよ? オス同士は結婚できないんですけど…」

ハル
「違うのっっ! こっちがオスで、こっちはメス! こっちはメスなんだ!! 結婚しましたー!」

等々、ずっとテンション高くしゃべっていたかと思ったら、しまいには鼻歌まで。

サザンの歌「栄光の男」を最近よく聴いていたらハルが覚えて、
その中に
「叶わない夢など、追いかけるほど野暮じゃない♪」という歌詞があります。

それがセミになって

「もにょもにょい〜セミなどぉ〜、追いかけるほどヤボジャないぃぃ〜♪」と歌ったので思わず吹き出したママでした(笑)

替え歌まで歌えるようになったんか! ハル!!!


で、家で本と見比べながらしばらく観察する。これはアブラゼミだね〜、口がストローみたいだね〜とか何とか言いながら。

さぁ、もうたくさん見たから逃がしてあげな〜…といった矢先、ハルが一匹を離してしまい、ソファーの下へ入り込んでしまった。

ええぇぇ〜!? ウソでしょう!? としばし呆然とし、何カ月か後に干からびたセミがソファーの下から出てくる気持ち悪さを思って、大捜索を開始する。

全部のソファーをひっくり返して、汗ダラダラ、大掃除の体でした。
何で、今この時間に、こんな大掃除してるんだ〜!?と葛藤しながら全部ひっくり返してみてもどこにもいなかったので、何でだ…どこに消えたんだ…カタツムリの二の舞だ…と再び呆然としていたら、

「あ!!! いた!!!」とハル。

ソファーの底にひっついていました。(私は床しか見ていなかった。)

そのセミをひょいと捕まえて、「じゃぁ、ハルはお見送りしてくるね〜♪」と外へ逃がしに行くハル。

・・・ホント、いい気なもんだぜ・・・again

これでやっとセミブームも終わるかな〜と思っていたら「ママぁ、明日も捕まえようね〜!」とニコニコのハル。

まだまだセミ騒動は続きそうです。