殺人鬼と神様 その2


週末、イモムシを自然に帰そうと決心した母ちゃんですが
ウチの木の芽はもうほとんど食べつくされて横枝がなく
且つ蜂にマークされていて危ない・・・。
どうしたもんか・・・と迷っているうちに
とうとう最後の枝(食料にしている木の芽の横枝)が
なくなりました。


仕方がないので元枝の葉だけをとって
虫かごに入れておくか・・・と木の芽の所へ行ったら
蜂がブンブン、イモムシを食べている!!!
追加で産み落とされたイモムシが
食べれる大きさになるのを待っていた蜂が
イモムシ団子をつくって食べているのを目撃してしまったのです。


(うっきょー!勘弁してぇ〜〜(><))と心の中で叫び
とりあえず必要な葉を3枚だけ切って引き返そうと思ったら
蜂のいるすぐ下の葉に別のイモムシがいるのを発見。


(このイモムシも蜂に食べられちゃうんだろうな・・・)と
かわいそうになって思わずその葉も切って持ち帰る母ちゃん。


もうイモムシを飼うのはやめようと思っていたのに
また2匹になってしまったという現実。
哺乳類、昆虫類問わず度々起こるこの衝動的な行動は
今も昔も変わってないなぁ…と自己分析しつつ
虫かごに木の芽の葉とイモムシ2匹を入れて
(なんとなく保護された感があって)ちょっと落ち着く。


仕方がないので週末吉祥寺の家に行って
木の芽を根こそぎもらってきて
2匹を飼うことにします。


旅行中どうするかは未定・・・


保育園から帰ってきたハルが虫かごをのぞいて言った一言


「ママ―ッ! イモムシが戻った! もどったよぉ!!!」


生死の認識がないハルは神様みたいなことを言うのでした。


つぶしたイモムシが戻るかっ、アホタレーっ!
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