ある晩のやりとり

ハルの言葉が単語から文になってきたのを感じる今日この頃です。
DVDは日本語で見せないで英語で見せたほうがいいよ!もったいないよ!と友人にハッパをかけられ、いつも見ているカーズを英語にして再生してみる。


即座に「ママ! えいごやだ! にほんごにして〜!」というハル。
こんな口ごたえが出る前から(最初から)英語で再生しときゃー良かったなぁ〜・・・友人よ、もっと早く私にハッパをかけてくれればよかったのに・・・と思いつつ、ダメもとで「あれっ?!あれっ?!日本語がなくなっちゃったよ、ハル、英語しかないよ!」と言ってみる。

「えぇぇー?!なんでぇ?! ・・・うぅぅ・・・いっぱーい見ちゃったから・・・みすぎた(再生しすぎた)からえいごになっちゃったんだ・・・」と答えるハル。

へぇぇぇ〜、そんな結論になるのかぁ・・・と感心しつつ
「そうかぁ! たくさん見たから英語になっちゃったんだねぇ〜!」と言ってそのまましばらく再生。
結論は 非常につまらなそうでした。
ってか、途中から見なくなった(・・;)


この何気ないやり取りから感じたこと、色々あります。

1)ハッパをかけた友人
英語教育に熱心な親は言うことが違うなぁ〜と思う。
「DVDを日本語で見せるなんてもったいない」と言うのです。
「日本語なんてほっといたって上手くなる!幼児期にこそ英語!」が彼女らの持論。
幼児の特性を考えると確かにね…耳が良い、模倣力が非常に高い、類推力が高い…これらはみんな英語学習にはもってこいなのです。

ふ〜ん・・・と思って聞いていたけど↓を聞いたらちょっと焦った。
現在小学5・6年で必須になった英語、今後は開始時期がもっと早まる。
今年から中学校の英語時間が105時間から140時間に増え、単語も900から1200語に増えたそう。来年から高校の英語授業は英語で行われ、学習する単語は4割増しなんだそうです。


2)上から目線な言葉
今回、ハルと同じ目線で「あれ?!日本語がなくなっちゃったよぉ!英語しかないよぉ!」と応対できたのが良かった。
例えばコレを「ダメ!今日は英語で見なさい!」みたいなセリフにしたらハルは「イアやダイヤだ」と延々グズっていたと思う。

上から目線な言葉じゃなくて同じかそれ以下からの言葉、大事だなぁ…。


3)ハルの応対(言葉)

私が「日本語がなくなっちゃった!」と言ったことでハルはその理由を考える。(ここはさすがまだ3歳・笑)そして出てきた結論が「観過ぎた(再生しすぎた)から英語になった」というもの。
結論もすごいけど「みすぎた」って言葉を使って理由を文章で私に説明できたハルもすごい
!!!
日々成長!


4)DVDは楽しむもの

DVDは基本楽しむものなので、たまには英語…くらいで実施していこうと思います。